基礎体温について

基礎体温は、朝起きたら動きだす前にはかります

基礎体温とは、朝、目覚めてすぐの体温のことです。

体温計は目盛りがこまかく設定された「女性用」を使います。あらかじめ枕元に体温計を用意しておき、目覚めたら布団の中で横になったまま、口にくわえて(舌の下に入れて)はかります。はかり終えたら基礎体温表に記録するのを忘れずに。2〜3周期つけてみて、排卵日の目安を探りましょう。

理想的な基礎体温

生理開始から排卵までは体温が低く、排卵すると黄体ホルモンの影響で体温が上昇して高温期に移ります。基礎体温のグラフは低温期と高温期の2相性が理想ですが、神経質に考えず、「だいたい2相性」であればだいじょうぶです。

 

二相にならない

低温期と高温期に差がなく、体温がずっと変わらないヶ−ス。
排卵していない可能性が高く、たとえ月経があっても無排卵性月経が疑われます。

高温期が短い

排卵後の高温期は12〜14日が目安です。極端に短い場合は、黄体ホルモンが十分に分泌されていない黄体機能不全の疑いがあります。受精卵が着床しにくいため、受精しても妊娠が成立しないことになります。

低温期が長い

月経周期が長い場合、多くの人が低温期が長いことによるものです。
排卵日の予測がむずかしく、タイミングをはかりにくいのが問題です。
数周期体温をはかって、パターンを見つけましょう。