特定不妊治療費助成制度を申請しましょう
赤ちゃんが欲しくて病院に通い始めたら、治療費が高いことにびっくりした人もいるのでは? 体外受精などの高額な治療を受けた場合、治療費の一部が助成される制度があります。
初年度年間最大45万円、2年目以降は年間最大30万円
保険がきかず治療費が高額になる体外受精や顕微授精を「特定不妊治療」といいます。これらの治療費の一部を国と自治体が折半して補助する「特定不妊治療費助成制度」があり、治療費1回につき15万円まで助成してもらえます初年度は3回まで、2年目以降は年2回、通算5年度まで給付されます。
治療をした人またこれから考えている人は、特定不妊治療費助成制度の内容をチェックしましょう。
下記の4つの条件にすべてあてはまれば特定不妊治療費助成制度申請できるので、ぜひチェックしてください。また、各自治体独自の助成制度を設けているところもあるので、自分の住む自治体のホームページも調べてみましょう。
4つの条件にすべてあてはまればもらえます
●体外受精か顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがないか、きわめて少ないと診断された法律上の夫婦であること
●各都道府県などが指定した「指定医療機関」で特定不妊治療を受けている(または受けた)こと
●夫婦の合算所得が730万円未満であること
●特定不妊治療費助成制度を過去5年度以上(通算10回まで)にわたり利用していないこと
特定不妊治療費助成制度の窓口はどこ?
各都道府県の窓口はおもに保健所や保健福祉事務所
助成金の窓口は、保健所や保健福祉事務所などがおもですが、自治体によって違います。
中請を受ける前に、住民票のある自治体に確認をしましょう。各都道府県の窓口が記されている厚生労働省のホームページは以下のとおりです。